感染症拡大により地域の絆が分断されました。一番に犠牲になる子供たちの環境を見直します。
私たちは地域活動を通じて、僅かばかりではありますが子供の教育にも携っております。
昨今はコロナ渦の影響で難しいことも多々ございますが、長年にわたり「職場体験学習」と称して地域内の小・中学生を受け入れてまいりました。他企業と違い私達の朝は少々早く、地域貢献に重きを置く私たちの業務は、毎朝地域清掃からスタートします。体験学習に参加する児童・生徒さんたちにも負担をかけますが、私たちの考え方を伝えるためにも共に竹ぼうきを持って参加していただきます。
そして、18年前から日本全国で初めてとなる「卒業記念トイレ磨き」活動が始まりました。「職場体験学習」に参加してくれた児童たちの発案で、6年間お世話になった校内のトイレを卒業生全員で、ピカピカに磨き上げて卒業したいとの提案を受け、涙が出るほど感銘を受けたことが昨日のことのようです。
更には、親子農業体験塾「竹の子学園」を開塾し、10年間で延べ400名余の子供たちと、野菜やお米の収穫などの農作業を通じて命の大切さを学びました。
この活動には、②高齢者の生きがいにも通じますが、お世話していただいた高齢者の農家の皆様にも大変お世話になると同時に、毎月子供たちが参加してくれ、楽しい時間が過ごせると喜んでいただきました。
私共の会社1階には、町内の皆様にご利用いただくためのカフェとこども食堂を開設しています。私たちの町内にはそれぞれのご家庭の事情で各児童館に通いながら、土曜日の昼食を子供たちだけで取る小学生が約250名いることを知りました。みんなで一緒にコミュニケーションを取りながら楽しく食事をとるためのスペースです。
やがては、皆様のお力も借りながら知恵の教育や学生さんには学校の勉強も見ていただける、「子供の教育」のための地域における総合的な活動の場にしたいと考えています。
地域の皆様とともに、私たちにできることはまだまだあるのではないでしょうか?